日曜の、TVのスポーツ番組中継は、米軍の軍事行動


 米軍は、現在、チェチェンで、反ロシアの宣伝の目的でVOA=ヴォイス・オブ・アメリカのラジオ放送の拡大に力を入れている。

こうした点に、米軍が、ヨーロッパとロシアの「緩衝地帯」での、軍事行動、「陣地取り合戦」を行っている様が、明確に見える。ヨーロッパとロシアの間に挟まれた政治的に非力な国々が、この大国間の、政治権力抗争の犠牲となっている。

VOAは、1950年、トルーマン大統領の作り上げた「プロジェクト・リング」政策によって、アメリカにとって有利な政治宣伝=デマゴギー、フレームアップを、ラジオ放送によって宣伝する目的で、アメリカへの敵対国を包囲し、リング状にVOA=ラジオ放送局を配置する軍事戦略として出発し、今日まで、継続的に、この作戦は展開されている。

日本でも、第二次世界大戦後、米大使館ラジオ部が、アメリ国防省国務省、CIAによって設置され、そのOCB工作調整委員会が、「PSB―D27」と名付けられた心理戦争戦略=デマ、フレームアップ工作部隊として動き、この軍事工作部隊が、「日本人白痴化・計画」として、読売新聞と提携、読売巨人軍等のプロ野球の興隆と、日本テレビを「創立を、軍事行動として」実現する。TVの、娯楽番組とプロ・スポーツ中継に「熱中させ」、政治・経済問題への関心を奪い、市民を思考停止状態=白痴化する米軍の軍事計画が、「PSB―D27」である。

日曜・祭日になると、TVで長時間、スポーツ番組が報道されているのは、「米軍の軍事行動」である。



リンク・サイト「オルタナティブ通信」=「軍事戦略への無知を自白した田母神俊雄論文・発表の迷惑・害悪」、参照。

http://alternativereport1.seesaa.net/