スーダンで動き始める、アメリカの新しい戦争



 スーダン北部は、イスラム教徒勢力が支配権を握っている。南部は、キリスト教徒が多く、石油資源が豊かに存在する。

アメリカ政府は、この南部の石油資源を狙い、北部のイスラム教徒によって、南部のキリスト教徒が迫害を受け、危機に晒されていると、かねてより主張し、南部への軍事支援を継続している。

本音は、北部のイスラム教徒に南部の石油を奪われまいと考え、アメリカの石油企業がスーダン南部の石油を「欲しがっている」と言う事である。

 「日本人を始めとした有色人種は、人種的に劣っているので、核戦争によって絶滅すべきである」。このように、ナチス・ドイツヒトラーと同一の、人種差別思想による「日本人、アジア人、黒人、インディオ」の絶滅=ジェノサイド=皆殺しを、強硬に主張するキリスト教原理主義教会の宣教師は、アメリカ合衆国大統領の就任式において、新大統領の手を聖書に置かせ、宣誓式を執り行っている。

アメリカがナチス国家である事が、こうした大統領の就任式に明確に現れている。

 この新大統領就任式を恒例、執り行って居るキリスト教原理主義教会のフランクリン・グラハム牧師は、スーダン北部のイスラム教徒は、アルカイダと関係があり、キリスト教徒全員にとって脅威であるとして、アメリカ政府はスーダン北部のイスラム教徒政府を打倒すべきであると、強硬に主張している。

キリスト教原理主義教会の活動資金はロックフェラー等の、アメリカの石油企業からも多額な金額が出資されている。

先のイラク戦争のように、戦争の口実は常に、「イスラム教徒の脅威、イスラム教徒=テロリスト」と言う根拠の無いデマであり、本当の目的は石油である。イラクサダム・フセインは、今日では、アルカイダと無関係である事が証明されている。

アメリカの政界の最大の資金提供者が、この「石油のための戦争」を主張するキリスト教原理主義教会である。近い将来後、アメリカが、スーダンでの、戦争を画策し、実行に移す「時」が、来る。



リンク・サイト「オルタナティブ通信」=「日本のジャーナリズムを監視する米軍組織」、参照。

http://alternativereport1.seesaa.net/